2011年04月28日

葉わさび漬け

s-wasabi.jpg




 今日は、最近楽天市場店で好調の「葉わさび漬け」を仕込みました。



 池田産のいい天然山葵菜です。





 仕込みの工程はというと、
 

 山葵菜は下処理をしたのち、塩をあて湯通しします。


 その後、密封して辛味を引き出すのですが、



 この湯通しがポイントで、湯の温度が高すぎても低すぎてもダメで、

 60〜70℃がベストですね。




 何でこの温度で辛味が出るのか実は良く分かりません。

 修行時代にも、

「なんでこの温度ですか?」

 と先輩に尋ねても、

「言われた通りにやれ!」

 とだけで、いまだに分かりません。たぶん先輩達も同じだったんでしょうね。




 料理教室を開催するようになってから、よく同じ事を思います。


 教えていながら、何で塩をあてるのか? 何で湯通しするのか?


 今も勉強することは尽きませんね。





 写真は辛味を出している仕込の様子。

 タッパーの蓋を開けた後、調理場が強烈な辛味臭におおわれました。ふらふら



 


お中元、お歳暮に越前料亭の味をお取り寄せ
料亭中松楽天市場店



ツアーの昼食に越前懐石を・・・。
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ラベル:せん菜
posted by ササヒロ at 23:17| Comment(0) | 日本料理の技と技法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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